襦袢生地でリフォーム
ごきげんようビビです。
少しずつ家の中の物が減ってきたので、服や襦袢の生地を利用してリフォーム時間を作る。
襦袢生地でリフォーム
素材がウール混のロングベストを貰ったが重い。
裏地を付けて少しでも重みを感じず、スムーズに着れるようにしてみた。
裁断したままの襦袢があったので、襦袢の生地でリフォーム、裏地にするため背中に合わせて付けた。
丈も長かったので、自分に合わせて折り縫った。丈をカットしなかったのは、ベスト生地が暖かだったから。
裏地使用素材はシルクなので、着心地がよい。
全部手縫いの自己流、数回洗濯したけれど、問題無く着れています。
元の持ち主さんが見て、雰囲気が全然変わって素敵と褒めてくれた。
リフォーム前のベスト、写真撮っておけば比較できたのに残念。
手放す時の感情
片付けを始めてから、いろいろな物を手放しました。
そのとき感じた執着の気持ちが、一番大変だった気がする。
自分が気に入って購入したものなので、いろいろな葛藤がある。
ずーと昔両親から買って貰った、記念の品や思い出の品。
すぐに捨てられる物は、古くなって破れていたり、色あせて生地が弱くなったりしているもの。それでも、お気に入りの服は、染色して使えないか考えたりした。
販売先に問い合わせて、染色して着用できる素材か確認したこともある。
でも、手間とお金をかけてリフォームしても、すぐ使用できない状態になる可能性が高いので、ウエスにする方が良いと思い直す。
高額なのに、あまり手を通さなかった衣類には、「いつか着るだろう」と未練のキモチで処分ができない。であれば、少し様子見にするが、経年劣化でボタンが壊れたり、生地が弱ったりを自分の目で確かめることになると、手放す時の感情が諦め状態になる。
生地を使ってリフォームや小物にしよう。
後悔の気持ち
手放して後悔の気持ちや口惜しい気持ちも何度も味わった。
不思議なもので、パッパ、パッパと不要物を分けていると、何だか全部いらない気がしてくる。疲労が出始めたら要注意、物がなかったら、こういう思いしなくても済むのに。楽だろうなぁ…と良く思った。
そして、よく考えずに手放した物に、後日「シマッタ」あれ欲しかったのにと気づく。
必要・不要と判断するのは、疲労を感じない短時間のみで行うことにした。
後悔したものはあるが、それが無かったら不自由さを感じると言うものではないので、感謝の気持ちと一緒に、後悔した気持ちを受け入れると少しは納得できる気がする。
今は迷った物は一旦保留にするが、だいたい後日処分することになる。
年齢が若ければ、そのまま持っていても良いと思う物もあるが、それなりの年齢になったら潔く決心することも必要だと常々感じる。
片付け方法は巷では沢山あるが、結局は自分で納得、判断、行動しなければならない。
今後は、今までのたくさんの勿体ない感情を受容しながら、いろいろな方法で自分が手に入れたものを、活用していこうと思っている。