絵付け
ごきげんようビビです。
家具に絵を付けることに魅力を感じて、随分長期間講習に参加したことがあった。
物置を片付けていた時、いろいろな小物が出てきました。
白木材トレーの絵
大きなお盆トレーが、いくつも重なって保管されていた。
これとは別の絵は、毎年描いているが、これはもうずいぶん、ご無沙汰状態だ。同じ花を繰り返して描くより、のびのびとした風景が好きだから…個人の感想です。
早速、保管のトレーを見てみると、途中で保留状態(最後まで仕上げていない)ものがあった。
これらを少しずつ、家にいる時間に仕上げていこう。
保留状態のトレー
表と裏全体にベースになる色を塗るのだが、裏には塗っていない。
表だけベース色と花がしっかり描かれている。
さっそく、色をつけることにしよう。
手 順
- トレー裏の白木材をやすりで、滑らかになるまでけずる。触って、木のささくれが無い状態まで、そしてカスをよく払いのける。
- 下地の色を塗る準備 下地の色が、筆につけてスムーズに動くように、よくかき混ぜ濃さを調節しておく。
- 下地色をパレットに、使用分くらい取り出す。筆につけて、白木材を塗っていく。
- 一度塗ったら乾かして、やすりをかけて、もう一度 下地色を塗る。この作業を2,3回繰り返すと色が濃くなりしっかりと白木材が染まる。
- 乾かして、仕上げ作業になる。
やすりがけでツルツルにする
何回もやすりをかけることで、仕上げもきれいになる。
もし、木のささくれがある状態で絵を描いたり、仕上げ作業をすると出来上がり後も表面にザラつきが残り、雑に仕上がってしまう。
最初の処理は、面倒でも丁寧に行う方がよい。やすりをかけて色をつけ、やすりをかけて色をつける。この工程はとても大事だと思う。
自分は時間が無く、簡単にやすりをかけ下地色を塗り絵を描き、仕上げ作業の経験があるが、残念なことをしたと満足できなかった。
本来は仕上げ作業まで行うが、作業はお天気の関係もあるので、白木材の下地色まで行うことにした。
今回は下地色を3回塗った。乾いたら、次の手順に。
下地を塗るのは、さほど腕がおちたとかは関係ないので、何も思考せず取り組める。
これで、仕上げをすると違う雰囲気になる。
昔は、家の中にある家具全部に絵を付けようと考えていたが、親戚に止められた。「全部にこの花の絵をつけたら、にぎやかすぎる。」っと、今では笑い話。
現在は、白木材のシンプル感が好きなので染色はしません。
やっぱり、絵はいいなぁ。好きなことに没頭できるのがいい。